ワダチを作る #28:自然のシーンに動きを付けて、12 のシーンをそろえた

前回(#27)で、有料版はシーンをそろえてから公開することにしました。今回は、その段取りのうち、曲のほかを済ませたところまでです。

  • 自然のシーンの残り 3 枚に、動きを付けた
  • 夕暮れの海を外した
  • 12 のシーンを、アプリに入れた
  • シーンを選ぶ画面を、絵のカードにした
  • 時間や季節に合わせて選ぶ、ランダムを足した

自然のシーンの残り 3 枚に、動きを付けた

自然のシリーズは、前からある清流に、雨の池・雲海・花畑の 3 枚を足しました。絵は ChatGPT で作り、ブラウザで動く見本に動きを付けて、画面で見ながら少しずつ直していく、という今までと同じ進め方です。

3 枚の風景の絵。左は霧のかかった、睡蓮の浮かぶ池、まん中は朝日に照らされた雲海と手前の岩場、右は青空の下の、白や黄色の花が咲く丘

左から、雨の池・雲海・花畑

雨の池は、雨を降らせて、水面に波紋を広げました。

  • 雨は、初めはまっすぐな線が降るだけで、作り物に見えました。線の先と後ろを薄くし、少し斜めに降らせ、明るいところと暗いところで本数を変えたら、雨らしくなりました
  • 波紋は、奥ほどつぶれた楕円にして、遠近を付けました。困ったのは、水面に浮かんでいる蓮の葉や花の上にも、波紋が出てしまうことです。初めは色で見分けましたが、葉の上に出るところが残りました。そこで、絵の中の葉を 1 枚ずつ楕円で測って(45 枚ほど)、その中には出さないようにしました
  • 奥の霧は、大きくゆっくり流れるようにして、太陽のぼんやりした光と、水面のきらめきを足しました

雲海は、山の下の雲を横に流しました。

  • 雲海と上空の雲は、別の速さで流します。上空の雲を少し速くすると、奥行きが出ました
  • 太陽は、ゆっくり脈打つように明るさを変え、光の線を出しました。光の線は、強くしたらきつく見えたので、少し戻しました
  • 手前の草は、夜の町のシーンと同じように、風でなびかせました。ただ、手前の岩の上にも草を置いたら、岩から草が生えているようで変でした。岩の上には置かず、動きの少なかった岩の向こうの左側に足しました。並べたばかりの草は、機械的に見えたので、色と形を少しずつ変えて、絵になじませました

花畑は、雲を流し、光の線を強め、綿毛を 110 個ほど舞わせました。

雲は、初めはぶれて見えました。いくつもの位置から色を取って重ねていたのを、1 回で描く形にしたら、すっきりしました。

花畑の草原は、動かさなかった

花畑で一番迷ったのが、下の草原です。動きがないと物足りないので、いくつか試しました。

  • 風で草がなびくように、絵をずらす
  • 風が通るように、明るい筋を流す
  • 雲の影を通す

どれも、不自然でした。影は、薄いと見えず、濃くすると、絵の上に何かが乗っているように見えます。

これまでも、絵の中の木を揺らすと不自然でした。絵に描いてあるものを動かすのは、難しい。花びら・雪・綿毛のように描き足したものと、水・光・雲・霧だけを動かすのが、いちばん自然に見えます。花畑の草原は、動かさないことにしました。

夕暮れの海を外した

もともと、自然のシリーズには、清流・夏の田園・夕暮れの海の 3 枚がありました。夏の田園は四季のシリーズに移り、自然の 4 枚(清流・雨の池・雲海・花畑)がそろうと、夕暮れの海の入る場所がなくなります。

そこで、夕暮れの海は外して、削除しました。選んでいた人の設定は「シーンなし」に戻します(といっても、シーンは有料の機能で、本番では、まだ私しか使っていません)。

12 のシーンを、アプリに入れた

これで、一日・四季・自然のシリーズが 4 枚ずつ、12 のシーンがそろいました。

12 枚の風景の絵が、4 枚ずつ 3 段に並んでいる。上の段は、朝・昼・夕方・夜の町。まん中の段は、桜の川辺・夏の田園・紅葉の道・雪原。下の段は、清流・雨の池・雲海・花畑

上から、一日・四季・自然のシリーズ

見本の動きを、値を変えずにアプリに写しました。光や水の動きは、今までのシーンと同じく、絵の上で描き直す仕組み(WebGL)で動かします。新しく増えた、雨・花びら・もみじ・雪・綿毛・草のように、絵に描き足すものは、その上にもう 1 枚、透明な画面を重ねて描くようにしました。一時停止で止まり、端末で「視差効果を減らす」を選んでいる人には、絵だけを出すのも、今までと同じです。

iPad で 12 のシーンを流して、重くないか、画面をロックしても曲が流れ続けるかを確かめました。雨の池は雨を 400 本ほど、雲海は草を 1,000 本ほど描いていますが、なめらかに動きました。

曲は、まだ 12 のシーンとも、今の仮の曲のままです。

シーンを選ぶ画面を、絵のカードにした

シーンが 4 つのときは、環境音(雨・波・焚き火など)と同じ並びに、名前で並べていました。12 個になると、名前だけでは、どれがどの絵か分かりません。

選ぶ画面の形を、3 つ考えて、画面の見本で並べて比べました。

  • 今と同じ、名前の並び(シリーズの見出しを付ける)
  • シリーズの見出しごとに、小さな絵のカードを並べる
  • 先にシリーズを選び、その中の 4 枚から選ぶ

絵を見て選べるのが一番分かりやすいので、小さな絵のカードにしました。カードの絵は、タイマーの大きな絵をそのまま読み込むと重いので、小さくしたものを別に用意しています。

ついでに、「季節」のシリーズの名前を「四季」に変えました。春・夏・秋・冬の 4 枚が並ぶので、こちらのほうが、しっくりきます。

ランダムを足した

毎日同じシーンだと飽きるので、ランダムも足しました。ただ、一日と四季は、でたらめに選ぶより、今に合わせて選ぶほうが、シリーズらしいと思いました。そこで、ランダムは 4 つにしました。

  • 一日:時間に合わせる:タイマーを開いた時刻で、朝・昼・夕方・夜の町を選ぶ(朝 5〜10 時・昼 10〜16 時・夕方 16〜19 時・夜 19〜5 時)
  • 四季:季節に合わせる:今日の月で、春・夏・秋・冬を選ぶ(春 3〜5 月・夏 6〜8 月・秋 9〜11 月・冬 12〜2 月)
  • 自然:ランダム:自然の 4 枚から選ぶ
  • すべてのシーンから、日替わりでランダム

日替わりのランダムは、前に作った環境音のランダムと同じ決まりです。同じ日は同じシーンで、前の日と同じシーンは続きません。

タイマーの画面では、開始の前に「時間に合わせる(今は、夕方の町)」のように、今日はどのシーンかを出します。朝 5 時に瞑想をすると、朝の町の絵の中で座れます。

次は

有料版を公開するまでに、残っているのは 2 つです。

  1. Suno で曲を作り、12 のシーンと組み合わせる
  2. 有料版を公開する(特定商取引法に基づく表記のページ、本番の Stripe の設定、テスタへのお礼のコード)

曲は、シーンごとに「どんな曲が合うか」のメモを残してあります。Suno の有料版を 1 か月だけ使って、まとめて作るつもりです。

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