カナエを作る #7:一覧は、達成と未達成を混ぜて時系列に。最初のリリースの範囲を決める

前回(#6)で、繰り返しの持ち方を決めました。今回は、残りのまとまりをまとめて書きます。

一覧の見せ方、予定の管理、積み上がり、そして最初のリリースの範囲です。これで、企画の深掘りは一区切りになります。


一覧は、達成と未達成を混ぜて時系列に

Notion での不満に、達成したものが先頭に来ず、未達成のものとも混ざる、というものがありました。Claude からは、並び方の案が3つ出ました。

  • a. 未達成が上、達成済みが下
  • b. 達成済みが上、未達成が下
  • c. 混ぜて時系列

Claude のおすすめは a でしたが、自分のイメージは c でした。

期限が過ぎていて、まだ達成していないところが見やすいですし、積み上がりも実感として見えます。a は、これからやることに一番フォーカスできますが、達成したことの実感が、ちょっと薄くなりそうです。

Notion の不満は「混ざること」でしたが、問題は混ざること自体より、達成したものが予定の日付のまま並ぶことだったのかもしれません。c では、達成済みは完了日、未達成はやりたい日の最後の日で並べます。前倒しで達成したカードは、達成した年の年代に移します。


開いたときに、今の位置が見えるように

向きは、古いものが上、未来が下です。開いたときに、今の位置まで自動で移動します。

これは、Claude のおすすめと、自分で考えていた案が全く同じでした。

ただ、ぴったり今の位置まで移動すると、直近で達成した内容が隠れてしまいます。今の位置が画面に入りつつ、少し前の達成も見えるようにしたいです。この加減は画面の広さにもよるので、あとで調整します。

未定のカードは、Claude のおすすめは先頭でしたが、一覧の末尾にしました。


年代の区切りと、年齢

年代は、既定で3年です。変更できるのは、何年ごとかと開始年の2つにしました。

ここで、「幅を変えることはできない」という説明の意味が分からず、聞き返しました。3年を5年に変えることはできますが、「今は3年ごと、定年後は10年ごと」のように、途中から幅を変えることはできない、という意味でした。そこまでの柔軟さは不要なので、これで決定です。

生年月日は任意にします。登録すると、年代に年齢も出します。

自分は定年まであと数年なので、この年齢は重要な要素です。年齢が出ていれば、定年前にやりたいことなのか、定年後にやりたいことなのかが、一目で分かります。


予定の管理は、アプリの中だけ

近づいた予定の知らせは、アプリの中の表示だけにしました。基準は、やりたい日の最後の日まで30日以内です。

予定を過ぎたカードは、一覧では印を付けるだけです。「1月後に変更」「1年後に変更」のボタンは、カードを開いた画面に置きます。一覧に直接置くと速いですが、カードがごちゃつき、押し間違いも起きそうだからです。

ここで、1つ技術的な興味が湧きました。スマホアプリなら通知を使えますが、Web サービスでアプリの外に通知する方法が思いつきません。

聞いてみると、メールのほかに Web Push という仕組みがありました。ブラウザの裏で動く Service Worker を使い、サイトを開いていなくても通知を出せるそうです。iPhone でも、ホーム画面に追加した Web アプリなら受け取れます。今回は使いませんが、知らなかったので勉強になりました。


積み上がりは、絞る

D のまとまりは案が多いので、最初のリリースに入れるものを絞りました。

  • 入れる:達成度、登録数、年代のグラフ、前倒しの見える化
  • あとに回す:繰り返しの「あと何回」、年ごとのふりかえり

「あと何回」は重たい表現にもなるので、出し方をゆっくり考えます。ふりかえりは、1年分のデータがたまってから活きます。


プランの数字

課金そのものは、最初のリリースには入れません。ハコヅミ・ワダチと同じく、まず自分で使ってから足します。ただ、枠の数字は先に決めました。

項目 フリー 有料
登録数の上限 500件 500件
画像の上限 50枚 500枚

月額は、ワダチと同じ300円です。

フリーの画像は、Claude の最初の案は10枚でしたが、ちょっと考えたいところでした。ハコヅミは何枚だったかを確認すると、50枚です。画像があると達成率が高くなると思っているのに、10枚では効果を試す前に上限に達してしまいます。ハコヅミと同じ50枚にしました。


最初のリリースの範囲

入れるもの

  • 1件の内容(やりたいこと、画像、カテゴリ、やりたい日、完了日、メモ)
  • 繰り返し
  • 時系列の一覧、年代のグループ、達成カードの色、今の位置への移動
  • 近づいた予定の知らせ、期限切れの印、予定の変更のショートカット
  • 達成度、登録数、年代のグラフ、前倒しの見える化
  • Notion からの取り込み(自分が乗り換えるために必須)
  • アカウント、トップページ、ヘッダー、フッターなどの共通の土台

あとに回すもの

  • 他の人のリストを見る機能
  • 達成の発信
  • 繰り返しの「あと何回」
  • 年ごとのふりかえり
  • 有料プランの課金

おわりに

案出しの時点では「どれも決定ではない」としていた25件が、ここで、入れるものとあとに回すものに分かれました。

AI のおすすめをそのまま受け入れたところも、変えたところもあります。一覧の並びのように、自分の中にイメージがあるものは、はっきりと違うと言えました。一方で、完了日や繰り返しの終了日のように、自分が忘れていたものは、AI が気づいてくれました。壁打ちの良さは、このあたりだと思います。

次は、Issue にまとめるための準備です。カナエには、まだ GitHub のリポジトリもありません。まず、Issue を置く場所を作るところから始めます。

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