カナエを作る #9:CLAUDE.md は写さず、短く書く。最初の Issue は、ルールを置くための Issue
前回(#8)で、リポジトリとボードを作りました。今回は、Issue を書く前のもう1つの準備です。
Claude Code が従うルールの CLAUDE.md と、Issue を作るスキルの /issue を用意します。
写さない
CLAUDE.md の元になるものは、すでにあります。ただ、行数を比べると、こうなっていました。
| サービス | 行数 |
|---|---|
| ハコヅミ | 943行 |
| ワダチ | 559行 |
| カナエ | 121行 |
ハコヅミとワダチの CLAUDE.md には、作った機能ごとの細かい決まりが積み重なっています。ログインの処理や、管理画面の作りといった内容です。これらは、まだ何も作っていないカナエには関係がありません。
そこで、丸ごと写さず、今決まっていることだけを書きました。
- 前提と、技術スタック
- #4 で決めたソースの構造
- Issue から PR までの流れ
- ボードの操作
- テストの振り分け
- 最初のリリースの範囲
デプロイや認証の話は、環境構築で決まったときに足します。行数の上限の値も、まだ決めていないので、「環境構築で決める」と書いています。
仕様の細かいところは書かず、原本の Notion の開発メモを指すだけにしました。同じことを2か所に書くと、ずれるからです。
/issue は、固有の話を外す
/issue スキルは、ワダチのものを基にしました。ハコヅミのものとの違いは、それぞれのサービスの前提が書かれた数行だけでした。
カナエでは、その部分を外して、カナエのボードとマイルストーンを指すようにしています。下書きを作り、人の確認を受けてから Issue を作る流れは同じです。AC を最終的に決めるのは、人です。
/implement スキルは、ここでは作りません。テストのコマンドもまだないので、環境構築で作ります。
ルールを置くのにも、Issue が要る
ここで、順番の問題が出ました。
カナエのルールでは、作業は Issue から始め、develop への変更は PR を通します。ところが、そのルールを書いた CLAUDE.md を置く作業も、develop への変更です。
そこで、ルールを置く作業自体を、ルールに沿って進めました。Issue を手で作り、ブランチを切り、PR を出します。
- Issue #1:
CLAUDE.mdと/issueスキルを置く(chore、ステップ1) - ブランチ:
chore/1-claude-md - PR:#2(
develop向け、Refs #1)
#2 が Issue ではなく PR なのは、GitHub では Issue と PR が同じ番号を使うからです。
CI はまだないので、この PR で動くチェックはありません。中身の確認は、人が読むだけです。
おわりに
PR をマージして受入も済み、Issue を書く準備が整いました。
次は、いよいよIssue にまとめる工程です。企画の深掘りで決めた機能と、残りの環境構築を Issue にしていきます。